大ウネリの松島

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It's nanchatsute isoturi syuudan

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釣り日記だけでは語れない、館の舞台裏を紹介します。

大ウネリの松島

2007年12月17日、天候不順が叫ばれる中、やはり海の異変も尋常ではないのか?結構しんどい状況に遭う事が最近は多いですね。

釣況

釣り場:相島、松島。

潮は下げ潮、松島では右から左へ(釣り座から見て)流れる潮で、風は潮流とは逆に左から右へ、強く吹いている。竿先が持って行かれるほどの風だ。鯛を狙って、暗いうちから釣りを開始。様子見のため、電気ウキの仕掛けを、あちこちに投入する。

下げ潮だから、黒岩に向けて左に流れるはずのウキが、ことごとく逆方向に流れるではないか!風の影響で、ウキが潮流に乗らず、押し戻されているのだ。ウネリが強いのと、足場が高いので、竿先を海面につけ風の影響をさける事も出来ない。
とにかく、仕掛けを潮の流れに乗せない事には、魚は釣れないので、思いついたのが、「イッキ道糸放出作戦」である。
釣り座の高さの関係上、竿先から海面までの道糸が風で「袋状」になる。その抵抗を無くすために、一気にその何倍も道糸を出して、海面を弛ませた状態で漂わす事で、潮の力で風の影響を相殺したのです。
幸い、松島の下げ潮は、ほぼ真横に強く流れるので、この作戦が成功し、ウキが本来の左方向に流れ出した。

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今日のランチはご覧の「スープはるさめ」。
暖まりますよ〜♪

釣りをする時に大事な事は、攻めのプロセスを守る事だと思う。
基本となる事は、仕掛けを「潮の流れに乗せる」ことが大前提で、まずはその事に全力を上げなければならない。
狙いの魚の姿や、ヒットの瞬間だけをイメージして仕掛けを打ち返しても、釣れる確率は低い。

プロセスと言うと、仕掛けのサイズチェンジ等にも、優先順位が有るだろう。例えば、食いが悪いので、仕掛けをサイズダウンする場合は、ハリスよりもハリのサイズを小さくする方が、良いと思う。
特に、深場を釣る場合、ハリスの太さは食いにそんなに影響はないと思う。むしろ、底の緩い潮を太いハリスがとらえてくれて、水中ウキの様な効果を果たしてくれるから好都合なのだ。
ハリはねぇ、あまり大きなのはダメですよ!オキアミ一尾がキレイにすっぽり付けられるサイズがベストだね。

相島のポイント解説:松島へ

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納竿時間の午後2時まで、断続的にウネリが水汲みバケツ周辺まで上がって来ていました。

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ウネリと格闘30分。精魂尽き果てた感じ。

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日中はこの方の大群に、Z-CORE3個もロストさせられました。
道糸をガジガジかむんですね〜.....バカヤロー!

ウスバハギ:ハゴイタとも言いますが、宇部の一部では“スーパーハゲ”と呼ぶ人もいます。最初聞いた時は、“スーパーハゲ”??って、何だか微笑まし様な印象でした。呼び名については、様々な説が有るでしょうが、このスーパーハゲの名はどこから来たのか!?
まぁ、自分なりに考えて見て思ったのは、こんな感じ......とりあえず「ウスバ」って言う名詞を10回ほど超早口で連呼してみて下さい。

ウスバ.ウスバ.ウスバ.///////.スーパー.スーパーハゲ。。。
と、こうなります。

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清福丸、西村船長。

来年から相島の家ではなく、萩の家を生活の拠点にすると言っていました。