相島のポイント解説

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It's nanchatsute isoturi syuudan

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正確には赤瀬の地から突き出た「突端」ですが、面倒なのでここを「赤瀬の地」と言う事にします。なかなか良い画像が無いため、へたくそな図で解説します。

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ここはまず極端な下げ潮釣場であるということ。釣り座が図にある様に「ねずみ」方向を向くため、上げ潮の場合はもろに当て潮になるか、全く動かないか、どちらかであるため、潮見表をチェックして瀬上がりする事が大切である。しかし相島では潮見表の基準時間より約2時間程度遅れて潮代わりする為、そのあたりは感覚を養う必要がある。

釣場のタイプは「ねずみ」同様水深があり、磯際でも20メートルはあるので、深タナを集中して攻める事が大事。足元にマキエを入れ、50メートル以上沖の深タナでヒットする事がよくあります。浮き下は10〜15メートル。巨大なマダイやチヌの釣果があります。足元がとがっている所が有り、仕掛け交換の時など誤ってウキなどを岩の割れ目に落としてしまうと、回収できなくなるので、要注意ですぞ!!

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尖った先端が釣り座

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赤瀬の地での釣果

解説を2005年のレポートの一部から抜粋しました。
【釣況】

瀬上がりから朝マズメまでが下げ潮なら、かなり高確率で鯛が当たってくるのがここ「赤瀬の地」です。ポイント解説の別図で示している様に、下げの良い流れは「ねずみ」(瀬の名前)方向へ流れます。
鯛がヒットするのは、その流れに乗せた、わりに沖目。相島での鯛狙いの鉄則としては、「水深が十分あるポイントではマキエにボイルを使い、磯際に根気良く打つ!。」決して沖に入れてはいけません。
狙うタナはウキ下10〜15メートル。通常は竿2本と言いますが、著者の場合、ここでは3本まで入れています。タナ取りの要点をもう一つ。深いタナを狙う鯛釣りの場合は、一尾目がヒットし時の当たりの出方に注目して下さい。道糸を引っ張り出すようなダイレクトな当たりの場合は、タナがほぼ合っていますので、そのまま2尾目を狙って下さい。もぞもぞした感じや、誘って乗って来た場合などは、タナを1ヒロか2ヒロ上げて次を狙って下さい。鯛は必ず数尾の群れで居ます。必ず連続で当たってきますので、チャンスを逃さないようにしましょう。

【面白い事がありました!】

朝10時頃になって 潮が悪くなり、えさ取りが出だした時です。イソベラの当たりがあり、仕掛けを回収しようとしてリールを巻き始めたところ、突然重たくなったのです。???と思って竿をあおると「コツコツ」と魚信が・・・・・・
そのままジヮ〜と巻き取ると銀色の魚体がギラっと反転!!目測70センチ!(実際は多分マイナス3センチ:笑)良型の平スズキです。ラッキー!と思いいったんレバーブレーキを緩め、慎重に再度浮かせにかかった瞬間、竿先が軽くなり、浮いてきたのはキズだらけのイソベラでした。あきらめ切れずに、再度イソベラをそのまま磯際に放り込み数秒後、当たってきました、さきほどのヒラスズキ。
今度はしっかり飲み込ませようと、かなり慎重にやり取りしたんですが、さすがにイソベラの魚体もボロボロになっていたのか、数分間のやり取りの末、イソベラに掛かっていたハリがはずれ、THE END。。あ〜もったいない。。。